ホーム カメルーン共和国 大使館 ビザと領事 カメルーンと日本 観光 投資の機会 投資の制度 リンク  
 
 
投資の機会
社会経済環境
経済的ポテンシャル
投資に適したセクターと環境
農業
家畜飼育
林業
漁業
探鉱及び鉱山開発
炭化水素
金融システム
潜在的なエネルギー資源
インフラストラクチャー

金融システム

背景

2006年上半期での完了点到達は、政府による債務サービス、特に内国債の管理改善、及びさらなる公共財政管理改善への取組みを示すものです。

このため、政府は民間部門及び市民社会と協力し、カメルーン経済に対する資金調達を増やすための広範な課題に着手しました。例えば農業銀行、中小企業銀行や貯蓄供託金庫の創設計画を含め、特に、国内市場のニーズに合った融資/投資支援政策・戦略を展開する必要があります。現在、銀行セクターの改革は完了し、カメルーンの銀行事業は下記により規制されています。

  • 会社・経済利益団体法に係わる統一法の条項
  • 中央アフリカ諸国における銀行業務規則の調和に関する1992年1月17日の協約の規定
  • 中央アフリカ銀行委員会(COBAC)協約の規定
  • 金融機関の活動に関する1985年8月31日の命令第85/002号

したがって、カメルーンにおける銀行事業は、非常に厳格な規則を通して、政府並びにCOBACのみならず、中央アフリカ諸国銀行(BEAC)によって保証されています。例えば、認可、経営陣、禁止事項及び最低資本金に関して、金融機関に関する法令が定められました。

現在、金融界には、BEACの融資対象となりうる操業中の商業銀行11行、銀行取引を行う公共機関2機関、及び操業中の金融機関14機関が存在します。

カメルーンの金融システムには、銀行型の組織と非銀行系の金融機関が存在します。金融機関と保険会社、並びにその経営陣と会計監査役は事前の許可無しに業務を遂行することはできません。これらの措置は、機関のサービス提供・管理分野における透明性と最低限の質の保証を目的とします。

金融機関を開設するために必要な最低払い込み資本金は、組織の種類あるいはその取引の性質によって異なります。金額は下記の通りです。

  • 銀行(10億CFAフラン)
  • 金融機関(2億5,000万〜5億CFAフラン)
  • 金融会社(5億CFAフラン)

保険会社の場合、最低払い込み資本金は下記の通りです。

  • 保険会社(5億CFAフラン)
  • 相互保険会社(3億CFAフラン)
  • 第2カテゴリーの金融機関(5,000万CFAフラン)
  • 保険仲介業者は現金で1,000万CFAフランの預入金を払い込む。

銀行機関

2006年6月30日時点の銀行事業の特徴として、流動資金が豊富にあり、銀行預金が大幅に増加して1年前の1兆2,446億に対して1兆4,373億となり、対外ポジションは依然として黒字であり、プルデンシャル比は恒常的に上向いています。カメルーンには商業銀行が11行あり、その大半は大手外国銀行の支店です。

運用に関しては、2006年6月30日時点の貸付金残高は、9,3361億であり、2005年6月の8,962億に対して399億増となっています。SGBC(24.2%)、BICEC(21.5%)、CLC(クレディ・リヨネ、カメルーン支店)(14.5%)、アフリランド・ファースト・バンク(11.2%)、CBC(7.8%)及びSCBC(6.7%)の6行のみで貸付の86%近くを占めています。

顧客の種類別では、民間企業に対する貸付は安定していますが(貸付金残高の75,9%)、公企業への貸付の相対的な割合は、2005年6月30日時点の状況と比較して4ポイント以上減少しています。

経済活動への融資に対する銀行セクターの貢献は依然として非常に際だっており、2006年6月末時点で92%です。プルデンシャル比は満足すべき水準を維持しています。大部分の銀行は流動比率、リスクカバー率及び純自己資本率を遵守しています。

現時点で下記11行の商業銀行が存在します。

  1. ソシエテ・ジェネラル・デ・バンク、カメルーン支店(SGBC)
  2. バンク・アンテルナショナル・デュ・カメルーン・プール・レパルニュ・エ・ル・クレディ(BICEC、カメルーン貯蓄・貸付国際銀行)
  3. ソシエテ・カメルネーズ・ドゥ・バンク‐クレディ・アグリコル(SCB—CA、カメルーン銀行コーポレーション‐農業信用金庫)
  4. スタンダード・チャータード・バンク・カメルーン(SCBC)
  5. アフリランド・ファースト・バンク(AFB)
  6. コマーシャル・バンク・オブ・カメルーン(CBC、カメルーン商業銀行)
  7. アミティ・バンク(Amity Bank)
  8. エコバンク・カメルーン(EBC)
  9. シティ・バンク
  10. ユニオン・バンク・オブ・カメルーン(UBC)
  11. ナショナル・ファイナンシャル・クレジット・バンク(NFC Bank)

公的貸付・貯蓄機関

この種の金融機関は、金融機関の営業に関する1985年8月31日の命令第85/002号(第46条)及び金融機関について定める1990年11月9日のデクレ第90/1459号(第5条と8条)により規定されています。この種の銀行は、取引の特性、もしくは対象となる顧客によって特徴づけられています。現在、下記が存在します。

  1. カメルーン不動産銀行(CFC)
  2. 国営投資会社(SNI)
  3. カメルーン債権回収会社(SRC)
  4. カメルーン郵便サービス(CAMPOST)

郵便貯蓄金庫は特別定款の銀行であり、その活動は主として少額預金獲得を基盤とする。

マイクロファイナンス機関

カメルーンでは銀行システム以外に、マイクロファイナンス、すなわち地方分散化された金融システムが大きな変貌を遂げつつあります。マイクロファイナンス機関は、従来、金融サービスを受けることができなかった社会的に恵まれない階層に同サービスを提供しています。マイクロファイナンスは、開発への融資及び貧困削減のための新たな方法の1つです。

このサブ・セクターは発展のさなかにあり、農村部及び都市部におけるマイクロプロジェクトの実施、並びに地域小企業への融資に積極的に関与します。2006年6月30日現在、カメルーンには536のマイクロファイナンス機関が存在します。

保険

このサブ・セクターの主要活動者は、保険会社(22社)、保険仲介業者(285)及び技術専門家(91人)です。

被保険者が保険業者に払い込んだ保険料に基づき計算した2005年12月31日時点の保険市場全体の売上高は、2004年の897億に対して、推定で1,024億です。被保険者が払い込む保険料は、火災・自動車事故・種々災害・運輸(I.A.R.D.T)部門で常に増加傾向にあります。実際、13社がI.A.R.D.T部門で営業し、生命・積み立て保険部門は9社です。

保険会社は高い融資能力を備えているように思えます。これらの会社は国債及び他の国家有価証券の購入を通して経済への融資に貢献し、不動産の購入と建設に介入しています。

金融市場

カメルーンの経済・金融界における主要な改革の1つとして、国内及び小地域圏の経済開発を支援、促進するために、ドゥアラの証券取引所であるドゥアラ・ストック・エクスチェンジ(DSX)が創設されています。同組織は実際に機能しています。

カメルーンは中央アフリカ通貨連合(UMAC)の枠内で、他の5ヵ国、すなわちコンゴ、ガボン、赤道ギニア共和国、中央アフリカ共和国、チャドと、共通通貨であるCFAフラン及び共通中央銀行であるBEACを共有しています。同国はBEAC地域の通貨総量の約45%、中央銀行による商業銀行へのリファイナンスの60%、諸政府に対するBEAC貸付の60%以上を占めます。

国際貿易の発展、世界中で実施された規制の撤廃と緩和、及び国内経済にとって対外バランスを維持あるいは回復する必要性を勘案し、発券地域の為替管理を規制します。